外構は、家の雰囲気や印象を大きく決める部分です。
そんな外構には大きく3つのタイプで分けることができます。
①オープン外構
②クローズ外構
③セミクローズ外構
以上の3つです。
各タイプにおける、主な特徴とメリット・デメリットをご紹介いたします。
【オープン外構】
▼特徴
塀やフェンスなどは極力設置せず、開かれた空間を作り出す外構です。
欧米の住宅によく見られるタイプです。
▼メリット
・開放感があり、周囲の景観に溶け込み、明るい雰囲気を演出できる。
・死角がなく、侵入犯が隠れるところが無い為、防犯性が高い。
・日当たり、風通しが良い為、植物を育てるのに向いた環境。
・低コスト
▼デメリット
・外から見られることに抵抗がある方は落ち着かない。
・遮るものが無い為、誰でも敷地内に入れる。
【クローズ外構】
▼特徴
敷地の境界線に高さのある塀やフェンス等を設置し、周囲から切り離された空間を作り出す外構です。
日本の住宅によく見られるタイプです。
▼メリット
・道路からの視線を遮り、プライベートな空間を作れる。
・塀やフェンスで遮られているため、子供やペットの飛び出しを心配する必要がない。
・塀やフェンスにより、防犯性が高い。
▼デメリット
・視線を遮られるため、閉塞感が生まれることがある。
・死角ができるため、侵入犯が一度敷地内に入ると外からわからない。
【セミクローズ外構】
▼特徴
オープン外構とクローズ外構の中間にあたる外構です。
塀やフェンス等を一部に使用したり、その高さを抑えることで、適度に開かれた空間を作り出します。
▼メリット
・オープン外構の開放感と、クローズ外構の安全性を両立することができる。
・塀やフェンスなどを部分的に設置することで、デザイン性のある印象を与える。
・「花壇周辺はオープンに」「リビング周辺は隠す」など、見える場所と見せない場所を分けることができる。
▼デメリット
・オープン外構とクローズ外構の中間にあたるため、双方の利点を完全に得ることができない。
以上でございます。
外構で様々な印象を作り出すことができますので、ご相談等ございましたらリエクスgi〈義〉までお問い合わせください!